対人援助職の方へ|自分自身のために感受性を使う時間
人の話を聴くことには慣れていても、自分のために自分の内側に注意を向ける時間は、案外少ないものです。対人援助職の方が、普段は相手のために使っている感受性を自分自身にも向け、誰かと一緒に探索することの意味について書きました。
True Other(真の他者)が教えてくれたこと|人の中に残り続ける、ぴたりとはまった体験
ダイアナ・フォーシャが語った祖父との思い出。『窓ぎわのトットちゃん』の校長先生。そして、ある精神科医が何十年経っても忘れられなかった幼稚園の先生との出来事。True Other(真の他者)という概念を通して、人の心に長く残る体験について考えました。
True Other(真の他者)とは何だろう|ダイアナ・フォーシャのインタビューから受け取ったこと
「True Other(真の他者)」とは、セラピストそのものを指す言葉ではありませんでした。ダイアナ・フォーシャのインタビューを通して理解が深まったこと、そして人の変容の不思議さについて綴りました。
定型文ではなく、自分の言葉を添えたくなった話|クライエントの方から手紙を受け取って
クライエントからいただいた一通の手紙。本来は定型文で返信するところに、自分自身の言葉を一言添えました。そのやり取りをAEDP®️の真正性(authenticity)という視点から振り返ります。
カウンセラーは贈り物をもらっても良いか|感謝と境界について考えてみたこと
「どうしてそんなにもらうんだろうね?」
同僚からの一言をきっかけに、私は自分の関わり方について考えるようになりました。クライエントの方から物や手紙をいただくことの意味を振り返ってみます。
カウンセラーは、どこまで自分を出していいのだろうか|自己開示について
「クライエントの方から個人的なことを聞かれた時、どこまで答えてよいのでしょうか?」という、AEDP®️のトレーニングで出たこの問いに対して、創始者ダイアナ・フォーシャからの答えにとても納得したこと。カウンセラーはどこまで自分を出してよいのか。自己開示について、私なりの考えを書いてみたいと思います。
カウンセラーが中立でいることは禁忌| AEDP®️で出会った衝撃の言葉
AEDP2.0の本で出会った
「Neutrality is actually contraindicated(中立性は禁忌である)」
という言葉に私は衝撃を受け、同時に、「ああ、それでよかったんだ」という安堵もありました。発達相談や子育て支援の現場で、私が長年大切にしてきたことを振り返りながら、この言葉について考えたことを書いています。
ああ、こういうことを、一緒に味わいたかった|ある体験の場で起きたこと
ある体験の場で、一緒に感じ、確かめ合う時間の中で起きたこと。最後のシェアで、参加者のひとりが「理由はわからないけれど、自信のようなものが湧いてきた」と話してくれました。感じたことや存在そのものを喜ばれる体験が、人の中にある力や健やかさを静かに呼び起こす——そんなことをあらためて実感した時間でした。
カウンセリングで大切にしていること|完璧でいなくてもいい、揺れながら誠実でいる関わり方
カウンセリングの場で大切なのは、常に整っていることではなく、揺れを抱えながらもその場にいようとするあり方かもしれません。